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【HisaeⅡ(ピリカ)】全14話-9

9.「ピリカと佐伯」
 Hisaeがカラオケで石川さゆりの天城超えを力一杯熱唱しているが、
まったく声が出なくて、イライラがつのりマイクを投げつけたところで目が醒めた。

又なの?・・・むかつく夢ねぇ・・たくもう。
夢の中ぐらい天城超え上手に歌わせろっちゅうの・・・

Hisaeは、この歌が好きなんだけどチョット下手で、
昔スナックの客に笑われたのがトラウマとなり、今でも夢をみるのである。

次の瞬間、Hisaeの脳裏にはあることが思い浮かび机に向った。


 ピリカはその後、鎌倉見物を二日間楽しんだ。今日は横浜中華街と
元町辺りに行こうと東横線に乗った。
ここは渋谷や新宿と違う・・・私はファッションの事よく知らないけど
この違いはわかる・・・何だろう?                         
山下公園で港を眺めながら潮の香りを感じている時だった。

一羽のスズメが羽を引きずりながら歩いているのが目に入った。

「あなたどうしたの?・・・羽、痛むの?」と声を掛けた。

「えっ、???話が出来るの?」

「えぇ・・」

「昨日、トンビに襲われたの・・・何とか逃げた。でも羽が思うように動かない・・・」

目を凝らして見てみると翼の関節に不具合が確認できた。

「調子悪いのは左の羽ね。わたし触ってもいいですか?」

「どうする気?」

「もしかしたら痛みが取れるかもしれない」

「でも・・・人間はチョット・・・」

「あなたの自由だけどそんな状態でトンビや猫に襲われでもしたらもっと
大変な事になるよ。痛いならこっちおいで!」今度は強い口調で言った。

スズメは恐る恐る近寄ってきた。

「ど~~れ?」

軽く触れた。あっ、折れてる・・・どうしよう?骨折は初めての経験・・・
これチョット大ごとかも?

「ルー、どうしたらいいの?教えてちょうだい」

「いつもと同じ」

「ってことは?よし・・・」

ピリカはスズメの小さな羽に手を当てた。

スズメは「あっ、痛いのが治まってきた」

集中力が途切れそうになった。

「ごめん、少し黙ってくれる?」

「あっ、ピリカさん。羽、ちゃんと動くよ・・・なんで?どうして?」

「あんた、静かにしなさいよ・・・」

「ピリカさん怒ってますか・・・?」

「怒ってませんから・・・黙って」

「怒ってる、怒ってる」

「あのねっ!止めようか?」

「ごめんなさい・・・」

「はい、終り!でも完全に治るまでまだ時間がかかるから
無理して遠くまで飛んじゃ駄目よ」

「ピリカさんありがとう」

「翼を大事にしてね」

スズメは木の枝に心配そうに待っている仲間と合流した。

ピリカが公園を散歩していると又、スズメが近寄ってきた。

「今度はどうしましたか?」

「あの~~~」

「おや?さっきのスズメさんと違うのね。どうしました?」

「あの~~さっきやってたこと私の子供にもやってほしい・・・」

「えっ・・・?いいけど、私は飛べないからここに連れてこられますか?」

「・・・・・」母スズメは黙った。

「子供さんはどこにおりますか?」

「あの山の上の方です」

「・・・・・まいったねぇ」遠くにある山を眺めた。

その時「ルー、お願い」ピリカは念じた。

「ベンチに座る」

ベンチに座る??とりあえず空いてるベンチを見つけて腰をかけた。
母スズメはその後をついてきた。

ルーが「眼を閉じ母親に触って子供を念ずる」

「お母さん、こっちに来て子供さんを思ってちょうだい」

「母親を通じて意識だけ子供の所に飛んで手を当てる」

言われるままに従った。

次の瞬間、巣が視えて小スズメと思われる鳥が視えた。

ピリカの意識体は小スズメに手を当てた。

しばらくしてその小スズメが元気になってくるのがわかった。

瞬間意識が戻った。

「お母さん、子供の所に帰って」

母スズメは空に飛んで姿が見えなくなった。

ピリカはそのまま中華街に向って歩き出した。

中華街を見学して遅めの昼食を済ませ、また山下公園で海を眺めていると
突然誰かに声を掛けられた。

「すみません・・・」

ピリカは声のする方に目をやった。

そこにはギターを抱えたレゲー風の髪型のおじさんが立っていた。

「はい?」

「みましたよ」

「えっ、何を?」

「午前中、あなたが二回もスズメと何かしてるのを・・・」

ピリカとスズメのやり取りをこの青年に見られていたのだった。

何かしてる・・・ということはスズメとの会話の内容はわからないのかも。

咄嗟に出たことばが「ええ私、スズメ好きなんです」

「それだけですか・・・??」

「それだけですけど何か?」

「野生のスズメに手を触れてましたよね?」

マズイ・・・やり取りを見られたかも・・??

「フフ・・・知ってますよ・・・」

「なにがですか?あなた、なんなんですか?」チョット苛つき気味な
演技をみせた。

「あれは、まさに会話ですよね?」

「あのねっ、鳥と会話なんて馬鹿げてます。失礼します!」

そう言い放ち足早にピリカは公園から立ち去った。

ピリカは自分の軽はずみな行為を反省した。

でもせっかく来たんだからショッピングしようと思い元町方面に戻った。
小一時間ほど買物をしながら歩いていると何処からか男性の歌声が
聞こえてきた。

歌い手の顔は影になっていて見えないが歌詞は聴き取れた。
歌詞の内容を聴いて足を止めた。

その歌詞の内容は「♪スズメ♪さんどうしたの?羽痛むの?・
えっ、あなたスズメと話が出来るの?♪

♪はい♪

♪昨日トンビに襲われたの・・・♪♪

♪何とか逃げたんですけど羽が思うように動かないの・・♪

♪調子悪いのは左の羽ね。私、触っても良いですか?♪

♪どうする気ですか?♪

♪痛みを取ってあげられるかもしれない♪

♪でも人間さんはチョット・・♪

♪そんな状態でトンビさんや猫さんに襲われでもしたら今度は大変・・♪

♪痛いならこっちおいで私が癒してあげる♪♪♪」

ピリカは驚愕した。午前中のスズメとのやり取りをそのまま歌詩にして
歌ってるのだった。あの人、わかってたんだ・・・このままここを
立ち去ろうか?

それとも、声を掛けようか??迷っていた。

これも旅の醍醐味・・・ピリカは意を決し前に出て行った。

男も気が付いたらしくピリカにアイコンタクトしてきた。
歌い終わりレゲー風男はギターを置いた。

「やぁ・・どうも・・・」

「どうも・・・スズメとの会話わかってたんですね」

「うん、君の後ろを通りかかったら、会話が聞こえたのでついついみてしまった。
君の能力に驚いたよ。

僕は動物の言ってることは少し理解できるけど、君のように痛んだ羽を
癒したりなんて出来ない。その能力には驚いた。あっ、僕は佐伯って言います」

「私はピリカです」

「ピリカさんは東京の人?」

「違います。札幌から夏休みを利用して旅行に来てるの」

「学生さんなんだ。こう見えても僕も同じ学生です」

「はぁ??えっ・・・どう見ても30歳少し前にしか。あっ・・ごめんなさい」

「いえ、毎度言われてることですからもう馴れてます」

ピリカは思った。どう見ても、あんたはとっつぁんでしょ?
と思ったが言うのを我慢した・・・が目は柿の種のような形で笑っていた。

「ピリカさんはそれ以外にも他になにか能力あるの?」

「いえ動物と会話できるだけです」

「いつごろから?」

「子供の時から気が付いたら」

「佐伯さんは?」

「去年ぐらいから徐々に」

「なんで歌ってるの?歌手志望ですか?」

「いろんな人と出会ってみたくて、歌は趣味でやってます」

「そっか、で、楽しい?」

「結構ハマってます」

「頑張って下さいね。北の空から応援してます」

「もう行っちゃうの?」

「渋谷で約束があるから。もうそろそろ行きます」

「せっかく話し相手が出来たと思ったのに、残念だな・・・
渋谷のそれ断れないの?」

「チョット無理です」断り文句ぐらい読んでよね・・内心思った。

「いつか札幌でも歌って下さい。その時は是非、聴かせて下さい」

別れを告げ渋谷に向った。東横線の車窓から夕暮れの景色を見ながら思った。
やっぱ、こっちは大都市ね。不思議な人がいる。

数日後、ホテルをチェックアウトして帰路に着いた。


 札幌に戻ったその足で倶知安町の実家にお土産を抱え帰省した。

「モモただいま、ミロもユメもただいま帰りました」

「ピリカお帰り」モモが暑そうに言った。

ユメが眠そうに「ピリカお姉ちゃんお帰り・・・」

「おや・・ミロは?お出かけ?」

「ミロはミミ母さんと出かけた」

「そう・・・じゃあモモとユメにおやつどうぞ」小屋の前にそっとおやつを
置いてそれから家に入った。

「ただいま~~」

「おや、お帰り。どうだった?ひとり旅は」

「うん、楽しかったよ!人が多いのを除けば・・・」

「な~に言ってるの。そんなこと初めから解ってるでことしょが?」

「うん、のんびり関東を満喫したよ。ハイ、これ鎌倉の鳩サブレ」

「ありがとう」

「ミミもミロも居ないようだけど元気なの?」

「元気良すぎよ、あの二匹は似たもの親子なの。朝から晩までフラフラ遊び
廻ってるよ。それに引き替え、ユメはどういう訳か犬のモモに似てるのよ。
人間で言う、育ての親似ってな具合」

「ミミは相変わらずか・・・」

その夜、父親に旅の報告をして、二日後には札幌に戻った。


 札幌の町は青く澄んだ空がここち良い季節となった。

そんなある日、午前中で授業が終り友人の久美と大通り公園を
歩いていた時だった。久美がひとりの風体の変わった男を目にした。

久美が「あの男の人、なんかやばくない?・・・」

久美の視線の先を見て、ピリカは目を疑った。
そして小さな声でピリカは言った。

「見なかったことにして、早く行こう・・・久美。私をあの人の視界から
見えないようにしてくれる・・・」

久美は言われるまま従ったが

「ピリカ、どうしたの?」普段、大抵のことでは動揺しないピリカを
知っているだけに久美は驚いた。

「シッ!・・・あとで話すから・・・」

そう言いながら二人はその場を通り過ぎ、近くにあった喫茶店に
入りコーヒーを注文した。

「さっきはゴメンね。夏に旅行した時横浜で声を掛けられた人なの」

「あのオッサンに?」

「そう、あのオッサンに・・・なんか面倒くさそうなタイプだったから
断り文句で、『今度、札幌に遊びに来て下さい』って言ったのね。
そしたら今大通り公園にいるんだもの焦ったよ・・・」

「なんでそんなこと言ったの?」

「だって、まさか札幌に来ると思わないもん・・・」

「無視しよう。いくら狭い街だって外出しなければいいジャン。
ところで大学名を言った?」

「言ってない・・・あっ・・・でも・・獣医学部って言ったかも・・・」

「あらら・・・獣医学部って言っちゃったの?獣医学部はうちと酪農大しか
無いでしょが・・・」

「久美どうしよう・・・」ピリカは自分の言動のミスを悔やんだ。

「でも、ピリカに会いに来た訳じゃないかもしれないし分かんないよ・・・」
気休めにと考えた言葉である。

それから二日経った昼間。

同級生の佐々木が「ピリカ、ついさっき面会人あったよ」

「面会?どんな人?」

「髪がレゲエ風な感じのオッサンだった」

「来たか~~~!!!で・・なんて言ったの?」

「外出中だからそのうち戻ると思いますって言ったけど」

「あっ・・・ありがとう」

ピリカは帰り支度を始め「ごめん、私今日はこれで帰るから、
その人が来たら気分悪くて帰宅したって言ってほしいの」

佐々木が「ピリカ、その人どうかしたの?ストーカーか何かなの?」

「いや、そんなんじゃない。横浜で少し立ち話しただけ。
立ち去ろうとしたら、もう少し話そうって言われたのね、
でもその気無いから。断り文句で時間がないので
いつか是非札幌に遊びに来て下さいって言ったのよ」

「そっかぁ・・・そんなこと言ったの?」

「まさか札幌に来ると思ってなかったから・・・その時、札幌の大学生で
獣医学専攻って言ってしまったの・・・」

佐々木は宙を見ながら「ピリカって平和ボケしてるんだから、もう!わかった。
適当にあしらっておくから早く帰って・・・途中、気をつけるのよ」

ピリカは裏玄関からそっと飛び出し、大学の正面玄関を避け業者用の出入り口
に向おうとした瞬間だった。

後ろから「ピ~リカさん」

ピリカは恐る恐る振り返った。そこには親しげに笑顔を振りまくあの
男の顔があった。

「あら・・佐伯さん・・・でしたよね?こんな処でどうしたんですか?」
白々しい精一杯の演技だった。

「遊びに来たよ!」

「そうですか。良い季節に来ましたね楽しんで下さい」

「ああ、楽しむよ。それはそうと、君に話があって来たんだけど」

「はい?この私に?で札幌まで?」こいつは何か企んでいると思った。

「こんな処じゃなんだからコーヒーでも飲みながらどう?」

「う~~ん・・・そんなに時間無いけどいい?」ピリカは時計を見ながら、
忙しそうな振りをして言った。

「うん、かまわないよ」

二人は大学構内にあるカフェに入り、向き合って座った。

「話しって何ですか?」少しつっけんどんな言い方をした。

「僕、考えたんだけど・・・君と友達になりたいんだ」

コーヒーを飲む手を止め「そんなことでわざわざこの札幌まで来たんですか?」

「駄目なの?」

「駄目って・・・」それ以上の言葉が出てこなかった。

「僕さぁ、動物の声が聞こえる能力を持て余してた。というかこんな
能力が嫌だった。人に話すと変人扱いされだんだん友達も僕の前から
去っていく。そんな時、君を見かけたんだ。

衝撃的だった・・・僕以外にも同じ能力を持った人間がいるんだ。
そう思ったら内心ホッとしたんだ。そしてもっともっと話したかったんだ。

横浜で話が全然出来なかった事を悔やんでた。何日も何日も・・・
気が付いたら飛行機のチケットを予約し札幌に来ていたっていうわけ。
ごめん・・・迷惑ならこのまま横浜に帰るけど・・・」

言い終えた佐伯はピリカの顔色をうかがった。

こいつは危険性が無いとピリカは判断した。

「わかりました。私で良ければお友達になりましょう」

二人は再会の握手を交わした。

「改めまして、ようこそ札幌へ!」

「久しぶりですピリカさん!」

「横浜ではご失礼しました。私、人見知りなのでつい・・」

「気にしないで下さい。それよりピリカさんの能力の話しを
してくれませんか?」

ピリカは動物との会話や龍の話。パラレルワールドの世界。霊能者さん
との経緯など一気に喋りまくった。

ピリカも不思議な世界の事を話せる相手が今までいなかったので、
溢れ出る泉のごとく話し続けた。

「面白い!僕、札幌に来てよかった。本当にそんな世界があるんだ・・・
ピリカさんの話わかるよ。
なによりもピリカさんの体験は僕の体験なんかより、はるかに凄いよ。
下手な新興宗教の教祖より真実かもしれない」

「真実かどうか、私にはわからない・・・確かに私が経験した事だけど
それが真実かどうか・・・もしかして私の錯覚かな?とか誰かに
相談したくても相談する相手がいないの・・・」

心なしか寂しげな表情をするピリカ。

「そっか・・・昔で云う査神(サニワ)っていうやつだね?」

「査神???なにそれ?」

「よく、私には高級霊が憑いているとかって本人は言うけれど、
それが本当に高い世界の存在か、又は邪霊の仕業かどうかっていう、
審査をする人の事をサニワって言うんだよ」

「何処に行ったらサニワしてもらえるの?」

「そこが問題なんだ・・・」

「問題って・・・どういう事?」

「そのサニワが信頼できるかどうかっていうこと」

「なにそれ・・・面倒くさそう」

「うん、やっぱり自分次第って事かな・・・」

「最後はそうくるか・・・」ピリカはサニワをしてほしいと本当に望んだ。

「もうそろそろ僕は帰るよ。そんなにのんびりしてられないんだ。
そろそろ学校に行かないとね。

バイトもあるし貧乏暇無しってやつ。また、横浜に来ることがあったら
連絡ちょうだい。これ僕のメルアド。本当に楽しかったどうもありがとう」

「今日帰るの?」

「うん、君に会えて札幌に来た目的が成就したからこれでもう帰る」

「せっかく会えたのに・・・」さっきまでのピリカとは態度が変わっていた。
ピリカにも理由がよくわからないでいた。

「だって、ピリカさんは用事があるんだろう?」

「いいの、予定変更してもらうから。もう一泊していかない?ススキノで
ジンギスカンでも食べてビールでも飲みませんか?ご馳走しますから・・・」

「良いけど、酒飲むにはまだ早いよ」

「・・・動物園行きません?直通のバス出てるんです」

「ヨシ決めた!行こう!」


二人は息つく暇もなく話しっぱなしで動物園に入った。
ゲートをくぐるといきなりオオワシがピリカに話しかけてきた。

「ピリカ、久しぶり!もう私のこと忘れたかと思った」

「そんなことありません。忙しかったの・・・」

「そうかい。隣の男の人は誰?」

「僕は佐伯でピリカさんの友達です」

「あんたも動物と話し出来るのかい?」

「ハイ・・・少しだけですけど」

「よろしく」

それから三〇分ほど歩きチンパンジー館に二人は入った。

ピリカを見つけたチンパンジーのボスが駆け寄ってきた。

「おうピリカ、久しぶり!」

ピリカが「この夏は暑かったね・・・」

「うん、今年は暑かった。で、そいつは誰だ?」

「私の友達」

「そのオスは強いのか?」

「あのね、あんた達と違うの。強い弱いは関係ないの」

そのやりとりを聞いていた佐伯は思わず笑ってしまった。

ボスが「ピリカ、そのオスは言葉わかるのか?」

「僕はピリカの友達」佐伯が言った。

「・・・話した!ピリカこの男話したぞ!」

「そう、私と同じ能力があるの」

「そうなのか?他にもいたんだ!今度、俺と決闘しようか?」

「コラ!・・・・」ピリカがチンパンジーに睨みをきかせた。

「嘘だよ・・・よろしくな」ボスが言った。

「ピリカさんはよくここに来るのかい?」

「年に三回は来ます。たまに来るとさっきみたいに動物が話しかけてくるから、
他の客はその様子を観て怪訝な顔をするの。

だから、普段はあまり来ません。でも、落ち込んだ時とかは必ずここに来るの。
動物たちと話すと元気が出るの」

「それは言えるね。僕は港に向ってカモメと話す事が多いよ。
基本、動物は補食の事が多いけど。カモメのジョナサンみたいのがいたら
話してみたいと思うけどやっぱりいないよね・・・」

翌日二人は再会を約束し、翌日札幌駅で別れた。


 Hisaeはここまで書いて思った。
この二人どうしようかな??遠距離恋愛?結婚?どれもベタよね・・・

あっ、そっか・・・その手があったか・・・私ってやっぱ天才。
楽しみは明日にして、その前に風呂入って屁こいて寝よっと。

END
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